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美味しくて、安心・安全な食の提供

安心・安全への取り組み

トーホーグループは、毎月14日を「食の安心・安全の日」と定めています。「食の安心・安全」は、従業員全員の毎日の業務によって実現できるものとの観点から、毎月14日は食の安心・安全を再確認し、今行っている業務を見つめ直す日として、従業員全員で食品事故の防止に取り組んでいます。

食品安全衛生管理方針

  • 常にお客様の視点に立ち、「安心・安全」を最優先とする品質保証に取り組みます

    • お客様の安心・安全を常に最優先に考える
    • お客様の声に真摯に応え、食品事故を防ぐ努力を続ける
    • お客様の要望に応え、安全で且つ安心できる商品提供を目指す
  • 法令および自社基準を遵守し、適切な情報開示でお客様の信頼に応えます

    • 法令をはじめ、トーホーグループの自社基準を遵守する
    • 商品情報の正しさをチェックし、情報の品質を確保する
    • お客様にも分かりやすい、正確な情報開示を行う
  • リスクマネジメントでリスクを未然に防ぎ、より高い安全水準の維持に最善を尽くします

    • 商品のリスクを理解し、有効なリスク予防策を実施する
    • 予防策の効果を検証し、PDCAで品質保証体制を維持していく
    • 新たなリスクにも迅速に対応し、最適な品質保証を目指す
  • 全従業員が品質保証活動に参加し、安全で安心できる商品・サービスの提供に努めます

    • 全従業員が衛生管理の知識を学び、自らの業務に活用する
    • 全従業員が自覚をもって、毎日の衛生管理を徹底する
    • 全従業員が一丸となって安全で安心できる商品提供に取り組む

品質管理・検査体制

トーホーグループは、1994 年に業界に先駆けて品質管理室を設置し、「食の安心 ・ 安全」に取り組んできました。2008年から(株)トーホービジネスサービスの品質保証部に改組し、トーホーグループの商品や原材料の微生物検査 ・ 理化学検査、調理 ・ 加工場施設の衛生点検及び自社作成の表示チェックなどを実施しています。

1.HACCP に沿った全社の食品安全管理

グループの品質保証委員会の方針や指示に従い、品質保証部はグループ全体の食品安全に対して、法改正や食品安全を巡る環境変化・技術の進歩、消費者ニーズ等の情報を収集・分析し、 HACCP に沿ったリスク分析及びその結果に基づく対策の継続的な検証と見直しを実施しています。

2.食品の微生物と理化学検査

自社加工商品、 プライベートブランド商品、 並びに商品に使う原料に対し、 食品の微生物検査、 調理 ・ 加工現場の環境検査、 また、 食品の残留農薬検査、 その他品質検査等を実施しています。

3.衛生点検

グループ内各事業所及びプライベートブランド商品製造委託工場の衛生状況を定期的に点検しています。 店舗での衛生点検では、記録類の記入状況、計量器の管理、商品の賞味・消費期限管理、温度管理、保管・陳列状況、店内外・作業場の衛生状況、従業員の身だしなみにいたる各項目について詳細にチェックを行っています。
プライベートブランドの商品導入にあたっては、バイヤー及び品質保証部スタッフが現地に赴き、全ての基準を満たしているか厳しくチェックしています。また、導入後の産地・工場の衛生点検も必要に応じて行っています。

4.その他

食品安全関連法規や衛生管理についての従業員教育、食品衛生に関する最新の情報提供など定期的に従業員に対しての教育・広報を行っています。また外食ビジネスを営まれているお客様へ、食品衛生に関する情報提供なども行っています。

食品表示

自社で制作するすべての食品表示は、 品質保証部の上級食品表示診断士が中心となりチェックを実施しています。

「食の安心情報サービス」の提供

(株)アスピットでは外食ビジネスを営むお客様へ、インターネットで商品の品質系情報を検索できる「食の安心情報サービス」を提供しています。アレルギー・原産国情報など、毎日更新される最新の品質情報を、検索画面から簡単に探すことができます。

業務用プライベートブランド

トーホーグループでは、70年以上にわたり外食ビジネスをサポートしてきた実績とノウハウを活かしクオリティと美味しさを最優先に業務用プライベートブランド(PB)商品開発を行っており、プロの料理人の方に納得いただける品質と味にするために、お客様の声を商品開発に反映させることも重要視しています。

トーホーグループの業務用プライベートブランド

サステナブルフードの取り扱い強化

食の多様化が進み、世界人口の増加に伴う動物性たんぱく質の供給不足や家畜の飼育における環境負荷などさまざまな課題があるなか、世界中でプラントベースフードやサステナブルラベルの需要が高まっています。トーホーグループでは2023年1月には大豆たんぱくを主原料とした「EAST BEE プラントベースハンバーグ」を、2023年9月にはBAP(Best Aquaculture Practices)認証を取得した原料を使用した「骨取り白身魚フィーレ(パンガシウス) 」の販売をそれぞれ開始するなど、サステナブルフードの開発を強化し、主要顧客である外食産業様を通じて、消費者の皆様へ安心・安全で持続可能な商品供給に努めています。

フェアトレードの取り組み

生産国の権利を保証する「フェアトレードコーヒー」

(株)トーホーではコーヒーの小規模生産者に対して、最低買入価格を保証し、中間業者を通さない直接取引、一定期間の買入を保証するなど持続的な生活向上を支え、開発途上国の自立とパートナーとしての平等を推進する「フェアトレード」(公平な貿易)取引を積極的に行なっています。有機栽培フェアトレードコーヒーの取り扱いでは、日本でも有数のコーヒーメーカーです。

フェアトレードは相場に関係なく生産者と公平に取引できるため、品質が安定し、より安心・安全でおいしいコーヒーの提供が可能となります。さらに、消費者の皆様にとっても、普段の買い物を通してできる身近な国際協力となります。

フェアトレードコーヒーのエコレールマーク認証取得

(株)トーホーでは、トラックによる幹線貨物輸送から大量輸送が可能な海運や鉄道輸送に転換する国土交通省の政策で、CO2 排出量が大幅に抑制できる「モーダルシフト」に取り組んでいます。
現在、製造・販売を行っているフェアトレードコーヒーの一部の商品は、貨物鉄道輸送に定期的に取り組んでおり、かつ、原則として、一般消費者向けの商品の製造を行っている企業や商品が認定の対象となるエコレールマークの商品認定を取得しています。