中期経営計画

トーホーグループでは、経営理念、経営のキーワードのもと、「5つの経営方針」を具現化し、さらなる企業価値の向上を図るべく、今回策定した中期経営計画(3ヵ年計画)「SHIFT-UP 2027」(2025年1月期~2027年1月期、以下「本中期経営計画」といいます)の達成に向けて、強力に取り組んでまいります。

前中期経営計画(3ヵ年計画)「SHIFT UP 2023」では、コロナ禍からの脱却を目指し、「新たな環境に適合し、成長し続ける筋肉質な企業グループへの変革」をテーマに掲げ諸施策に取り組み、損益分岐点比率の引き下げによる、過去最高益の更新、有利子負債の圧縮など、成果を上げることができました。
その一方で、コロナ禍で抑制していた成長投資の再開、今後予想される事業環境の変化への対応、社会的要請事項でもあるサステナビリティに関する取り組みの強化を今後の経営課題として認識いたしました。

こうした経営課題への取り組みとして、本中期経営計画では、「新たな成長ステージへの変革」「サステナビリティ経営の推進」「企業認知度の向上と株主還元の継続」の3つを重点施策に掲げ、具体的な取り組みを推進することにより、持続的な成長を実現してまいります。
また、本中期経営計画の延長線上にある2030年1月期に向けた長期ビジョンとして「日本、そして海外の外食ビジネスの発展に貢献する企業グループを目指す」ことを掲げており、このビジョンの実現を図ることで中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

中期経営計画
「SHIFT-UP 2027」

財務目標について

本中期経営計画では上述した諸施策に具体的に取り組み、最終年度の2027年1月期に売上高2,650億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円、ROE10.0%以上、PBR1.0倍以上の達成を、更に2030年1月期に売上高3,000億円の達成を目指してまいります。
なお、初年度である2025年1月期の財務目標につきましては売上高2,460億円、営業利益73億円、親会社株主に帰属する当期純利益40億円を目指してまいります。